第三者機関を使えばより安心!?新築一戸建て検査の基本情報を分かりやすく解説!

こちらのサイトは、新築一戸建ての新居が完成して引渡し前に行われる施主検査について基本情報を分かりやすく解説しています。
施主検査は新築一戸建て検査と呼ばれることもあるのですが、一級建築士など第三者機関を使うことで素人では判断ができない、確認が困難な箇所などのチェックが可能になります。
プロの目で見て貰えるので住宅の不具合箇所をしっかり見極められますし、第三者による検査を実施することは作業者の意識向上にも役立ちます。
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第三者機関を使えばより安心!?新築一戸建て検査の基本情報を分かりやすく解説!
- 新築一戸建て検査は建物の不具合やトラブルなどをチェックする重要な確認
- 新築一戸建て検査は引渡し前と建設途中などタイミングがある
- 引渡し前の新築一戸建て検査は完成検査で丁寧に確認することが求められる
- 新築一戸建て検査を実施するときにはチェックリストを使うのがおすすめ
- 新築一戸建て検査で図面や仕様と相違する部分が判明することもある
- 新築一戸建て検査は施主だけでなく専門家が一緒になることで詳細部まで確認が可能になる
- 専門家による新築一戸建て検査の指摘は必ず対応して貰える安心感もある
- 新築一戸建て検査を行う専門家は一級建築士などの資格者
- 防水や断熱は施工ミスが起こりやすいので新築一戸建て検査で確認すると安心
第三者機関を使えばより安心!?新築一戸建て検査の基本情報を分かりやすく解説!
新築一戸建て検査は、マイホームが完成して内覧会のときに不具合箇所などを見つけるために行われるものです。
一般的には施主が立ち合いで行うものになるので背主検査と呼ばれることもあります。
最近は、新築一戸建て検査を第三者機関に依頼する人も多くなっているようですが、第三者とは住宅を販売する不動産会社や施工を行った工務店、設計事務所などとは関係ない建築士などの有資格者で、プロによる新築一戸建て検査が可能になるので安心して任せることができます。
新築一戸建て検査は建物の不具合やトラブルなどをチェックする重要な確認
新築一戸建て検査は、新居の引き渡し前に行われる立会検査です。
建築を依頼した施主と建築を担当した施工主の両社立ち会いのもとで行われもので、不具合の有無を確認します。
主に引き渡しの約2週間前が多くなっており、これは問題があった際の修理期間や天気などを考慮したものとなっています。
新築一戸建て検査に要する時間は約2時間ほどです。
基本的に土日の9時から10時頃から開始しており、外内部をしっかりと確認するために必要な時間となっています。
チェックすべき部分としては水道・ガス・電気(各部屋の照明や換気扇など)、コンセントの位置や数など他であり、基本的に施主と施工主の立ち会いのもとで行われますが、第三者検査を利用することでトラブルを避ける方法もあります。
人生の1度の経験であろう施主が実際に不具合を確認するのは難しい場合がありますが、そのような不安を抱える場合は第三者機関に依頼しておくと立会検査の品質を向上させられるため、万が一のトラブル確認時の対応もスムーズになります。
新築一戸建て検査は引渡し前と建設途中などタイミングがある
高額な買い物となる注文住宅を建てる方は、信頼できる工務店やハウスメーカーであっても人的ミスを起こしてしまう可能性はゼロではないので、新築一戸建て検査を第三者機関に依頼をすることでミスや手抜き、施工上の技術の問題点などを全てチェックすることを可能にします。
利用するタイミングは完成後に行う方が多い傾向にありますが、実際には新築一戸建て検査を行う会社側では建設途中から施主が希望する段階で仕事依頼を行えます。
良いタイミングの事例では基礎が完成した段階をあげることができ、重たい住宅を支える重要な部分になるので依頼する価値は十分にあります。
次は木造住宅であれば柱や梁を組んでスケルトンの状態になった時点でも依頼することはベストです。
この場面では住宅の耐震性に大きく影響する部分なので、木材同士の組み合わせ部分に対する強化対策の確認も重要です。
壁一面に対する木材の本数の検査など不足していると判断される可能性もあるので、各段階で検査依頼をしておくと家族揃って耐久性に優れた住宅で安心生活を送ることができます。
引渡し前の新築一戸建て検査は完成検査で丁寧に確認することが求められる
引越し前の新築一戸建て検査では、完成検査で丁寧に確認することが求められるのではないでしょうか。
新築一戸建て検査は家の購入と、入居における重要なもので、施主も施工主も軽視することができないです。
この段階で確認を疎かにしたり、後々になって問題が発覚すると、大きなトラブルに発展するので注意が必要です。
説明の理解と質問には住宅に関する専門的な知識が必要なので、施主は新築一戸建て検査の前に、一通り勉強することをおすすめします。
説明を聞いて必要な情報が含まれているか、丁寧かどうか判断できれば、住宅と施工主の信頼性が見えてきます。
また不足や不明な点を質問することで、更に理解を深められますし、安心して引越しできるようになります。
新築一戸建て検査が曖昧だったり、手を抜くようなことがあると、施工主の信頼は一気に落ちてしまいます。
不備を隠していると疑わざるを得ない状況が発生すると大変ですから、実績と信頼のある施工主に任せて、しっかりと細部に至るまで確認してもらうことが大事ではないでしょうか。
新築一戸建て検査を実施するときにはチェックリストを使うのがおすすめ
施主と施工主が立ち会う新築一戸建て検査は、マイホーム取得の最終段階になります。
両社が立ち会うことで不具合のないことを確認してから引き渡しが行われます。
ほとんどの方にとってマイホームを持つことは一生に1度なので、どうしたら良いかわからないかもしれません。
そんなときに用意しておいてほしいのが、チェックリストです。
新築一戸建て検査で必ずチェックしてほしいポイントとしては、建物の基礎と外壁、屋根やバルコニーを目視確認してください。
また外構工事をしている場合はフェンスのグラつきやひび割れなどの有無を確認しておきましょう。
屋内では各部屋壁・床・天井などをチェック、壁紙に隙間があったり、膨らみがないことを確認しておきます。
ウォーキングクローゼットやタンスなどの収納スペースの開閉がスムーズであるか、キッチンや洗面台やトイレや浴室の排水のチェック、各部屋の照明の点灯と消灯も大切です。
さらに普段は見ることのできない点検口の場所と周囲も見ておきましょう。
点検口内部は暗いため、懐中電灯があると便利です。
新築一戸建て検査では、あらかじめ確認しておきたい場所をチェックリストに記載しておくとよいです。
新築一戸建て検査で図面や仕様と相違する部分が判明することもある
現在、新築一戸建ての購入を考えていて、第3者の検査を受けるか迷っている人もいるのではないでしょうか。そのような場合、営業さんに受ける必要はないですよといった返答をされることもあるといいます。しかし本当にそれでよいのか?ここではそういった検査が必要なのかを紹介していきました。新築一戸建て検査は受けておくことをお勧めします。なぜならば図面や仕様の相違が発覚することもあるからです。建売物件の図面や設計図書は、建築確認申請に最低限の図面しか用意されていないために、細部に置いてに相違がある場合があります。そういった場合が発覚するには、新築一戸建て検査をする必要があり、ほとんどは無事に終わっていたことがほとんどですが実際に起きている事例なのです。契約前に販売業者とうまく連絡ができていたら良いのですが、思い込みやすれ違いも多く違いがあることもあります。このような凡ミスを減らすためにも、新築戸建て検査を利用するのをお勧めするのです。
新築一戸建て検査は施主だけでなく専門家が一緒になることで詳細部まで確認が可能になる
新築一戸建て検査では、第三者の専門家と一緒に立ち会うと安心できます。具体的には第三者(一級建築士や検査会社)などに依頼すると立会検査当日に一緒に見て回るため、一人では難しい詳細部までチェックしてくれます。専門家は住宅の性能や機能におけるプロフェッショナルだけあって図面通りに建築されているか、基礎や外構や外壁、バルコニーや屋根などの外部、建物内では水回りの排水、壁紙の歪みや隙間の有無に加えて傷や凹み、電気コンセントの数と位置が正確であるか、床のきしみの有無や断熱材の確認、インターフォンや照明の点灯、ガス給湯器などの設備の稼働や点検口など細部にわたります。このような専門家と一緒に立会検査しておけば、不具合発生時のクレームや修理依頼もしやすくなります。新築一戸建て検査を第三者の専門家に依頼する場合は自己負担しなければなりませんが、新築一戸建て検査の1回のみであれば約5万円から約9万円ほどが相場になります。チェックポイントの数や延床面積が広くなるほど割高になりますが、引き渡し前の最後の手続きとなるため利用するメリットは多大です。
専門家による新築一戸建て検査の指摘は必ず対応して貰える安心感もある
新築一戸建て検査を第三者機関へと依頼をすることが現在では注目されるようになり、見える場所での問題は少ないものの見えない場所で何らかの問題が出ている可能性があることで安心感を得るには行っておいた方が良いと判断できます。新築一戸建て検査で判明することが多い事例の中には、基礎部分のひび割れや漏水の問題、床材の下側の木材の構造の問題、天井裏で組み合わされている木材の強化対策などをあげることができ、給水管や排水管など見えない位置での接続不良なども出てくる可能性があります。新築一戸建て検査を実施する会社では、1級建築士が担当することになり、建築会社に対して調査結果を報告し、問題個所を全て必ず対応してもらえるように話し合いをするので施主側は安心できます。もしも建築会社で対応しないという判断がされたとしても、弁護士を入れる検査会社も少なくないので結果的には全ての指摘部分を修理したり作り直したり、資材の変更等で対応してもらえます。
新築一戸建て検査を行う専門家は一級建築士などの資格者
新築一戸建て検査は専門家に任せるのが通常です。専門家とは一級建築士や二級建築士などの有資格者となっており、建築について深い知識を持っています。大切に作り上げた新築一戸建て検査をしっかりとした資格を持った専門家に頼みたい、プロならではの専門的な知識と客観的な視点で的確な指摘をしてもらいたいといった場合には、一級建築士が診断を行っている業者に頼むのが良いでしょう。また、新築一戸建て検査を引き受けているからといって、すべての担当者が一級建築士とは限りません。資格取得と新築一戸建て検査は直接的な関連がない場合もあり、すべての建築士が検査業務に自分の持つ知識を活かせるとは限らないでしょう。一級建築士の資格と知識、そして経験を持ち、さらに検査業務についても十分な知識と経験を有していれば安心して任せることができます。これまで積み重ねてきた実績もチェックしてながら、任せられる業者を探してみるのがおすすめです。
防水や断熱は施工ミスが起こりやすいので新築一戸建て検査で確認すると安心
将来的な施工ミスのトラブルに巻き込まれないようにするためには、新築一戸建て検査をきちんと受けておく必要があります。客観的な観点から本当にその住宅に問題がないのかを確認することができますので、安全性が増します。特に、防水や断熱に関してはトラブルになりやすい傾向がありますのでこの点に注意が必要です。トラブルになりやすい原因の一つに、目に見えない部分での施工が行われているという点が挙げられます。例えば、断熱材などについては天井や壁の中に存在するケースもあります。室温を一定に保つためには外気などの影響を受けないように工夫をすることによって、効率的に空気を循環できるように準備を整えておかなくてはいけません。こういった対象は目に見えない部分で行なっていくことになりますので、手を抜いていたり施工ミスが生じる可能性が高くなります。ですから新築一戸建て検査をきちんと行ってこういった目に見えない部分での失敗を確認しておく必要があります。